くらしミエル

年金・老後の暮らし / 2026年度

年金は何歳から受け取る?60歳・65歳・70歳・75歳を比較

年金の受給開始は原則65歳。でも一定の条件では60歳からの繰上げや、75歳までの繰下げができます。年金額がどう変わるか、仕組みと注意点を整理します。

作成・更新:2026年10月24日|2026年度の公的制度に基づく参考解説

加入歴・受給開始年齢を入力して試算

国民年金・厚生年金の簡易計算で、将来の年金額を比較できます。

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基本は65歳から。早めるか遅らせるかを選べる

公的老齢年金は原則65歳から受給します。一定の条件で60〜64歳から繰り上げたり、66〜75歳に繰り下げたりすることができます。繰上げは原則、請求後の取り消しができず、減額が生涯続きます。

受給開始年齢ごとの増減率

開始年齢65歳開始との比較意味
60歳24.0%減月0.4%×60か月を減額(対象生年月日の人)
65歳増減なし標準の受給開始
70歳42.0%増月0.7%×60か月を増額
75歳84.0%増月0.7%×120か月を増額

上記60歳の24%減は1962年4月2日以降生まれを想定した計算です。それ以前生まれの人などは別の減額率になります。

65歳開始で月15万円ならどうなる?

65歳開始で月15万円に相当する年金を想定すると、同じ加入記録・同じ金額基準の場合、60歳開始は約11.4万円、70歳開始は約21.3万円、75歳開始は約27.6万円です。金額を増やすにはその分、受け取り始めるまでの期間が長くなります。

「繰下げがお得」と決めつけられない理由

年額は繰下げで増えても、受給を待つ期間の生活費が必要です。健康状態、就労収入、家計の貯蓄、税金・社会保険料、年金の在職支給停止の可能性など、複数の条件を比べる必要があります。年金の増減率は個人の損得を保証する指標ではありません。

60歳までの加入期間が短い場合は?

繰上げ・繰下げの調整と、基礎年金・厚生年金の元となる額の計算は別です。年金加入記録や今後の働き方を確認してから比較しましょう。くらしミエルの年金予測では開始年齢を一覧比較できますが、個別の受給制限や加算、税金を含む詳細な判定には対応していません。

公式の記録で確認する

厚生労働省の公的年金シミュレーターや「ねんきんネット」なら、ご自身の記録に近い試算を進められます。最終判断は公的な情報を優先してください。

参考文献と注意事項

2026年度の制度・金額をもとに一般的な考え方を解説します。実際の年金見込額を保証するものではありません。正確な確認は「ねんきんネット」、厚生労働省の公的年金シミュレーターを利用してください。